〜イベントマスターへの道〜 イベント準備編2

  1. コスプレの名刺って?
  2. コスプレの衣装は出来上がった?
  3. 小道具の準備は?
  4. 露出・防寒対策はした?
  5. メイク道具は入れた?
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1.コスプレの名刺って?

最近のコスプレイヤーさんやカメラマンさんは自分の名刺をもっていることが多いです。
市販の名刺カードに手書きで書いた物から、自分でパソコンのソフトを使って作った物、中にはコスプレ専用の名刺を作ってくれる業者さんもいるほどです☆
名刺には名前はもちろん、自分のホームページのURLやメールアドレス、最近では自分が登録しているコスプレのコミュニティーサイトの番号などを書いています。
自分のホームページを持っている人は、イベント時には持ち歩いていて、撮らせてもらったときなどに相手に渡しています。

コスプレ名刺は、「サイトに来てください」「これが私の名前です」と相手に自分の事を伝える大事な交流ツールです♪
それに、やっぱり自分がどう相手に撮られているか気になったりしますよね〜;それを確認するためのものでもありますね。
掲載後に相手に確認してもらう意味でも撮る側も撮られる側も名刺を持っているととっても便利です☆
もちろん、訪問したとき同じ作品が好きだったら、今後一緒にイベントにお誘いできるかもしれません!
やはり好きな作品が同じだったりすると、そこから交流の輪は広がりますからね♪

☆そこで名刺を自作するときのポイントをご紹介☆

手書き派の人は市販されている名刺カードが便利♪
手書きの名刺カードは柄や模様、形がとっても豊富。自分のデザイン次第で、オリジナリティー感あふれて人と差を付けやすいかも?
百円ショップで売られているカードは、色や柄も豊富ですし、1枚から50枚など、必要な枚数の束で買うことも出来ます。
さらに、全て自分の手書きだからとっても経済的☆
でも、1枚1枚同じ事を書かないといけないから、かなり大変;間違えたりするのは当たり前ですしね;
使う紙も厚すぎたり薄すぎたり、形も大きすぎたり小さすぎたり、名刺以外の形だとちょと保管場所に困る場合がありますので、使う用紙や形には要注意。
だけど、自分だけのデザインや、好きなキャラのイラストを思い思いに書くことができるので、ハンドメイドの暖かさが売りでもあります☆

顔写真を入れている人で、一人でコスプレをしているプリクラを貼っているのをよく見かけます。
でもゲームセンター等でコスプレのまま入ったり、堂々と着替えて撮るのは禁止されています;
遊園地系のコスプレイベントでは、コスプレのままで撮ることができますが、普通のゲームセンターでは周囲に迷惑をかけてしまいます。
最近のゲームセンターにはコスプレOKのところがあります。でも、そこにも持ち込み衣装は禁止など場所事に決められたルールがあるのでしっかり確認してください!そして、次に使う人など周囲のことをしっかり考えてから撮りましょう。

パソコンで作る場合は、市販されているラベルや名刺制作のフリーソフトや文章作成ソフトでも簡単に大量に作ることが出来ます。
きれいに手早く失敗無く、大量に出来るのはかなり魅力的だけど、それまでの準備がちょっと大変;
パソコン本体に、名刺を作るためのソフト、プリンターにインク、印刷する用紙と…お財布に結構な痛手が!
でも、用紙やインクは、一度買えばしばらくは使えるので長い目で見れば経済的かもしれません。
それに、パソコンの操作やソフトの活用方に慣れるのも一苦労。パソコンの操作は得意不得意ってあります;
用紙にこだわる人はプリンター専用の特殊紙、手ごろな価格で発色がいい光沢用紙、綺麗な印刷できる写真用紙など、枚数も値段も様々です。
でもそこはさすがパソコン☆写真の配置や飾りの色や大きさ、字体や入れる文字を変える作業がクリックだけで思うがまま♪
打ち間違えても、印刷する前に確認できるから失敗もほとんどありません!
写真や画像を取り込んだり加工したりしたりと、知識と技術があればいくらでも人目を引く名刺が出来ます☆

手書きは苦手、パソコンも持っていないという人は、ネット上のコスプレ名刺を制作をしているところを活用するという手も。
お金は多少かかりますが、業者にしか出来ない特殊な加工で、自分でもコレクションしたくなるものばかりです☆
背景や柄も豊富で、さすがそこはプロです!好きな作品の模様や柄を再現してくれるところが、最近は多いようです。
業者によって、値段も作ってくれる枚数も様々です。名刺制作の業者さんを、一度巡って見るのもいいかもしれません。

☆そして名刺作り全てに共通することが掲載する内容です!!これが一番重要なんです!☆

その中で一番気をつけることはメールアドレスと名前です。
ペンネームやコスプレネーム、ハンドルネームで書くのはもちろんです。本名は絶対に使わないようにしましょう。
そして一番トラブルになりやすいのがメールアドレスです。
大半の人は、携帯電話のアドレスをそのまま書いていますが、それは実は危険なんです!
「メールアドレスくらいは…」と簡単に教えてしまう人が多いですが、そこからトラブルに発展するケースは多いんです。
急に迷惑メールが頻繁に送られてきたり、変なサイトに自分のアドレスが載せられたりと様々な事例があるんです。

なので、名刺に書く連絡用のアドレスはフリーアドレスにすることをオススメします。
フリーアドレスとはパソコンや携帯で無料で使えるもう一つのアドレスのことです。サブアドレスともいいます。
メールアドレスの@(アットマーク)の後に携帯電話の会社名のdocomoやezwebなどが入っているアドレスを本アドレスと言います。
本アドレスは、なるべく名刺に使わないようにしましょう;
最近では、携帯に直接転送してくれるサイトがあったり、迷惑メール対応がしっかりしていたりと機能も豊富です。
携帯でもパソコンでも、無料で簡単にもう一つのメールアドレスをとることが出来るので、是非使ってみてください!

あと、中には写真を送ってあげるからと、住所や電話番号を聞いてくる人もいますが、どんな人でも決して教えないようにしましょう。
そういうときはコスプレのコミュニケーションサイトやフリーアドレスにお願いしておくのがいいでしょう。
2.コスプレの衣装は出来上がった?

さぁ次は衣装!
どうしよう前日までに出来上がらなかった…。

そこで徹夜で仕上げる!?なんてよく聞きますが、それってイベントで着ても大丈夫ですか?

縫い忘れや縫い方が甘くて、ちょっと動いただけで破れたり、はだけたりしては大変!
布を切った後や縫った後の糸処理も大事。よく、ファスナーやボタンなどへの引っかかりの原因になります;
誰かの衣装やカバン、持っている武器などに引っかけてしまうのもよく見かけます。
着た時に、こんなところにまち針がついたままだった!?なんてことは日常茶飯事だったり;

安全ピンやガムテープ、中にはホッチキスで衣装を作ってしまう人がいますが、それはあまりにも危険。そんな作り方をした衣装の耐久性はもちろん0;
できるだけ徹夜は避けて、イベント前日までに衣装が完成するように、計画的に製作しましょう。
衣装は手縫いやミシンでしっかり作ろう!
出来上がったら一度、家で試しに着てみて、軽く動いてみるのがベストですよ☆
ズボンだったら軽く屈伸運動をして足が曲がるか、股上は大丈夫かを確認。上着だったらっゆっくり両手を回したり、前後に腕を延ばしたりしましょう。

完成してある衣装を持っている人で、直前に引き出しから出すとシワだらけだったり、パーツがなかったりしていませんか?
引き出しなどにしまうときに、きちんとした手入れを忘れて、そのまましばらく入れっぱなしにしてカビや虫食いが…;なんて恐ろしい自体にも!?
イベントの後には一度ハンガーなどにかけて、次の機会にすぐに着られるように、洋服専用の消臭スプレーやアイロンでしっかりお手入れを忘れずに☆
ほつれた所や破けそうだと思うところは、きちんと確認して補強したりしてくださいね♪
3.小道具の準備は?

コスプレするならやっぱり小道具や武器は必須☆
でも、それってイベント会場に持ち込みOKなの?
開催するイベントや会場によっては、30cm以上の小道具を“長物”と呼んで禁止している所もあるの!
事前に、参加するイベントでの武器等の持ち込みがOKなのか、それとも禁止なのか。確認はとっても大事!
和服キャラでよく使う湯飲みは陶器だから持ち運びや撮影中の取り扱いが大変;
生花は花びらが散ったり、花粉で自分だけでなく、他の人の衣装や会場を汚れてしまうし、もしかするとアレルギーの人がいるかもしれないんです!
武器系はもちろんですが、小道具選びも同じくらい慎重に行ってくださいね。

そして、せっかく作った武器や模造刀が持ち込み禁止だったりすると、その場で没収されてしまったり;そんなの絶対に嫌ですよね?
だから、事前に持ち込んでいい物といけない物の確認はしっかりしておきましょう☆
武器関係には規定がいっぱいあります;本物の刃物は板や布でくるんでいたりしても、絶対に持ち込み厳禁!
そもそも、本物の刃物は手に持たずにカバンに入れていても、銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)や軽犯罪法等違反で警察が逮捕することが出来るんです。
最近はそういった事件も多いので、取り締まりが厳しくなっているのでなおのことです!
自分で作った武器、模造刀なども材質や実際の機能で危険物の対象になる場合もありえます。
プラスチックや木材などの堅い素材で小道具を作る場合は角はやすりで丸くしたり、必ず安全性をチェックして!

あとは、柔らかい素材で人にも会場にも配慮したものにしましょう!
もし、お気に入りのコスチュームの鎧や手持ちの武器で会場を傷つけてしまったら、会場側は二度とイベントを開催させてくれなかったりもします。
また、傷つけてしまったのが会場ではなく“人”だったら、貴方はどうしますか?
自分は被害者にもなりえますが、加害者になるかもしれません。
そんなことが起これば、誰だって嫌な思いをしますよね?
特に模造刀や武器だけでなく、防具に角や簪などの装飾品の扱いも慎重に。
もしも、目を傷つけてしまっては大変な事になります。
誰かの衣装に引っかけたり、武器に絡まって壊したりしては喧嘩などのトラブルが起こってしまいます。
武器等で顔や腕を傷つけてしまった場合、相手によってはあなたに責任を追求する事があります。大げさになると裁判なんてことにも;
会場に自分で作った武器を持ち込むときは、布でしっかりくるんで見えない工夫や、段ボールなどで固定してしっかり安定させるなどの工夫をしましょう。

武器はコスプレの撮影の時に、カッコイイポーズジングなどで活躍していただくものですから、扱いには色々注意しましょう♪
移動の際、武器を持ち運ぶときも周囲に気をつけましょう。
武器だと分かる状態では持ち運びはできません。会場内でも、刀なら鞘にしまったり、腰から抜いて手で持ち歩くなどしてください。
サークルスペースに行った際にはディスプレイを壊しかねません;
それに、バスや電車で来る人は行き帰りでの武器扱いも要注意です!
きちんと隠してしないと、乗っている他の人に、本物と勘違いされて通報される事だってあります。

イベント会場だけでなく会場までの道のりの環境もよく考えてくださいね?
電車やバスの乗り降りで、武器が人にぶつかって怪我などさせてしまっては大変ですものね。
4.露出・防寒対策はした? 

少しくらいなら気にしないし〜☆、暑がりだから平気〜♪なんて…甘いですよー!
当日の天候や会場の空調、その日の体調を考えて防寒対策はしっかりしましょう!
イベント中に急に天候が変わってしまい、寒くて風邪を引いてしまっては大変;
暑ければ脱げますが、寒くては上着などを羽織らないとどうしようもないです;

露出対策も必須!必ずアンダーウェアーや肌色のキャミソールなどをしっかり着込みましょう。
コスプレ専門店では、様々な露出対策グッズが出ているので、露出が多い衣装の時は必ず購入したり、代用品を用意しましょう。
「これくらいなら」ではなく「絶対」に下着や過度に肌が見えないようにしましょう!!
自分は見られても気にしないと言っても、周囲の人にとっては目のやり場に困ってしまいます;
万が一、盗撮や注意をされても「露出対策していない方が悪い」なんて言われてしまうかもしれません;
それに薄着で露出の高いキャラほど露出対策が防寒対策にもなるんですよ☆

そして、会場でもし盗撮などにあっても運営側で責任を負うことは出来ません;
不審な人を見かけた際はすぐに、近くのスタッフに教えてください!!
いくら会場でスタッフが監視をしていても、被写体からしか見えないような違反行為も多々あります。
スタッフ側からですと、人と人が被ってしまって中々見えません;
でも、まずは自分で出来る露出・防寒対策はしっかり!
5.メイク道具は入れた?

せっかく憧れのキャラクターのコスプレをするんだから、メイクもばっちりしたい☆と言う人も多いでしょう。

でもそのメイク道具の中に会場を汚してしまう物は入っていませんか?
会場によって、ヘアスプレーや1日だけ染めるヘアカラースプレーはもちろん、汗を抑える制汗スプレーも使用禁止なんですよ?知ってましたか?
実はどんな種類のスプレー缶も、缶自体が一歩間違えると簡単に爆発してしまう恐れがあるから、持ち込みが禁止されているんです。
ちょっと手持ちのスプレーの裏側を見てみてください。
ほとんどのスプレー缶には必ず「火気と高温に注意」と書かれているはずです!
夏場に空調のない荷物置き場に長時間、スプレー缶をキャリーバックなどに入れっぱなしにしておくと…。もう大事故です!!
コスプレしたくてもウィッグ(カツラ)を買えない人もいるでしょう。でも、会場の更衣室やトイレではヘアカラースプレーは絶対に使用しないでください;
場所のどこであろうと他のスプレー類も同じで全て使用禁止なんです!
特にヘアスプレー系は、霧状に塗料や成分が散布するので、会場を気付かないうちに汚してしまう可能性があるんです。

どの団体や主催者も、施設にきちんと使用申請をして、許可を得た上で会場をお借りし、イベントを開催させていただいています。
汚すのもちろん良くないし、たった一人が会場を汚してしまってのが原因で、会場が使用禁止になることもあるんです。
つけまつげ用の接着剤も、会場での使用はあまりオススメできません;強力なものが大半なので床に着いたり、衣装に付けてしまっては大変です。
そういうときは二重まぶた用のアイプチが便利♪まぶたを貼り付けるタイプのアイプチは、顔に飾り(小さな石など)を貼り付ける時にもとても便利です☆
他にも、血のりを使いたい人もいるかと思いますが、コレも禁止です;人にぶつかって他の人の服を汚してしまっては大変です;
会場にも他の参加者にも配慮しましょう♪

上で、制汗スプレーも禁止されている会場が多いと話しましたよね?
ですが、夏場はどうしても、簡単ですぐに使える制汗スプレーを使いたくなりますよね;
汗やにおいが気になる人は、スプレー・ミスト系よりシートタイプのものや固形で塗るタイプのものにしましょう。
シートタイプのものは首や背中など全身に使えるし、簡単にさっぱりできて、帰りに捨てていけます。
固形やロールオンなどの塗るタイプは、制汗剤の中では一番効果が持続します!
最近出ているストーン系と呼ばれているものは、ものすごく効果がありますが、種類によっては使用時に水を必要とするのがあるので、買うときには注意しください!

固形の物は持ち運びも小さくてかさばらないので、是非ドラッグストア等で自分に合った物を選んでみてください☆
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